信用と裏切り

中古車の売買は、やっぱり信頼関係がベースですよね。

知り合いと売り買いするとしても、業者と売り買いするにしても。

お金が絡んでくるとお互いに、自分に不利だと思えるような情報は

なるべく気付かれずに、そのままやり過ごそうとしてしまいます。

お互いに人間なワケですし、しょうがないんだろうなとは思いつつも。

これが違う業界の仕事であれば、あきらかな契約違反行為です。

相手に取って不利益となるような情報を、故意に出さないように操作したり

故意ではないものの、説明責任を怠ってしまうだけで

その契約事態に効力が無くなったものとして判断されます。

場合によっては、そのせいで“損害賠償”なんていう

最悪のシナリオまで招きかねない事態に、発展したりもします。

目先のお金よりも、先の不利益防止のほうが賢いってことですよね。

だれでも少し考えてみればわかるようなことなのに、

なぜか目先の利益にばかり頭がいってしまい、

最終的に大損害を被ることになる方が、後を絶たないようです。

理由は多分、一般人は訴訟を起こしづらいからなんでしょうね。

それを知っているので「どうせバレても大丈夫だろう。」と

ついタカをくくってしまうのかもしれません。

原理で言うと、万引きなどにも少し似ているのかも。

小さなものを盗んでバレなければ、それに味をしめて

少しづつ頻度が増していき、品物数も増え、金額もUPします。

発覚した時には、もう病的なほど感覚がマヒして

何が間違いなのか分からなくなっているかたもいたりします。

そんなことにならないために、早めに自衛するほうが賢いですよね。