大きなゴージャスなミニバンとして不動の地位を築き上げた日産エルグランド。初代・2代目モデルはアメ車のおおらかなイメージをまとうFR車でしたが、2010年に登場した現行モデルはFF化され、やや背が低くスポーティーなフィルムに生まれ変わっています。

中古車の相場価格は50～170万と幅は広く、特に2002年以前の初代はほとんどがかなり安い値段になっています。2010年までの先代モデルは前期と後期のモデルで価格に違いがあります。

日産エルグランドの総合的な評価は、押し出しの強いデザイン、トルクフルなエンジンなどは高評価が多いです。しかし、このデザイン、エンジンともに個性が強いものですので、好き嫌いは激しいようです。また、燃費が悪いのが残念という声も多く挙がっています。大人数が乗る車と思って購入すると、期待していたほどではなかったという部分などから考えると、期待値が高い分、それに応え切れていないところが評価を下げているのではないかと思います。

オーナーの声として挙がっているのは「デザインが好き」「高速でもトルクとパワーに余裕があってストレスなく走れる」「天井が高く車内移動がしやすい」といったものと、逆に「ウッドパネルを採用したパネルがちょっくどい」「2.5ℓエンジンでは大人6人以上乗るとパワー不足」「燃費が悪い」などがあります。