またまた『中古車購入時のチェックポイント』の続きです。
◆オートマチック・トランスミッション・フルードをチェックする。
・フルードの量が少ない、あるいは黒ずんでいないでしょうか。
・トランスミッションの下に漏れていないかを確認します。
→もし漏れていた場合トランスミッションの大がかりな修理が必要になります。
・前輪駆動の車の場合は、できれば車体の下にもぐってドライブシャフトのユニバーサルジョイントのラバーブーツに亀裂がないかを調べます。
→もし亀裂があった場合、グリースが押し出されてジョイントを傷める原因となりますので交換の手間と多大な費用がかかります。
◆4本のタイヤをすべてチェックします。
・タイヤの減り方が明らかにひどい場合は交換をしてもらいましょう。
※ちなみにタイヤの減り方もよく確認しましょう。
→減り方に異常がある場合もしかしたら、アライメントの調整か、かじ取り装置の部品交換が必要かもしれません。
● パワーステアリング装置をチェックします。
・パワーステアリング・フルードは黒ずんでいたり減っていたりしていないでしょうか?
◎試しに車を始動させてハンドルを何度か左右いっぱいに切ってみましょう。左右ともに同じ感じであるはずです。
・ハンドルを切るときに、ハンドルをとられるような感じはありませんか。
→パワーステアリングは操作の時かなり静かなはずです。
もしも操作になんらかの支障をきたす場合、費用のかかる修理が必要という意味かもしれません。もう少し書けそうなので、きっと次回もこの続きです。