今回も『中古車購入時のチェックポイント』の続きです。
◆エンジンオイルのチェック。
・オイル・レベル・ゲージを調べます。
→オイルのレベルが低いとオイルが過度に消費されたor漏れている可能性ありです。
・汚れたり黒ずんでいませんか。
・シリンダー・ヘッド・カバーの周りにオイル漏れの形跡がないかも確認します。
◎車内に入りイグニッションキーをONにします。まだエンジンはかけません。
・油圧が低いことを知らせる警告ランプはつくか確認しましょう。
もし油圧計が付いている車ならゼロを指しているかも見ておきます。
◎エンジンをかけます。
まずは低速回転でアイドリングし油圧警告ランプが消えるのにどのくらいかかるか、あるいは計器が油圧の正常値を指すのにどれほどの時間がかかるかを見ます。
ランプが消えるまで、または針が正常値を指すまでに何秒もかかる場合はエンジンに重大な損傷があると考えられます。
イグニッションスイッチがONの状態でエンジンが始動していない時にランプがつくようになっている車もあります。それだとエンジンがかかればランプは消えるはずです。
エンジンがかかっているのにランプが消えない場合、エンジンにトラブルがある可能性がとても高い証拠です。排気ガスコントロールシステムか、燃料供給系のトラブルかもしれません。今回はここまで。
次回、もう少しこの続きを書こうと思います。