最近、新車購入の際の支払い方法の一つとして、
『残価設定型』ローンという買い方がありますよね。
少し前にテレビCMなどでも頻繁に扱われていたので記憶に残りました。
きっと名前のとおりな購入方法なのだろうとは思ったのですが、
“こちら(購入者がわ)で残価を自由に設定できるの?”
“じゃあ支払い期間は?”とか素朴な疑問が沸いたりと、
いまいちハッキリわからなかったので調べてみました。
メーカーによって若干の違いはあるものの、
基本的には、『○年後の買い取り価格を〔残価〕として設定し、
いくつかの条件を満たす場合にその価格での買取を保障する』というもので、
販売価格からその〔残価〕を引いた金額を○年間で払うといった感じでしょうか。
ただ、いくつかの条件というのが要注意で、たとえば走行距離の限度が定められていたり、事故を起こしてしまうとその条件を満たすことができなくなる場合があるようですね。
でも、実際事故を起こすかどうかなんて、車を買うときにはわかりませんし、
走行距離だって、ちょっと生活環境が変わってしまえば全然違ってきてしまいますよね。その場合は追加の支払いが求められるそうです。
超過の走行距離1kmあたりいくらというように。
まあ、ディーラーさんとしては買い取るときには中古車になっているわけですから、
売れるような価格をつけなければ割に合わないことになってしまいますからね。
一見得な買い方のように見えますが、場合によってはそうでない場合もあるようですので、じっくり検討が必要ですね。