せっかく持ち込んで査定の依頼をしていただいたんですが、
残念ながら、そのままお客様にご返却という運びになりました。
…という内容の、謝罪文が友人のもとに届いたそうです。
数年前に買った自分用の車が、結婚や子供がうまれたことで手狭に
なったので、買い取り業者に売却して、そのお金を頭金にして
少し大きめの、中古車両を購入しようと考えていたようなのですが。
どうやら、その友人が車をいじりすぎていたのが原因のようです。
とにかく凝り性な奴なので、内装までいじっているほどでした。
当初は普段乗ってきたそのままで、出そうと思っていたようなのですが、
いろいろと雑誌やインターネットで調べて、マズイと思ったようです。
それでも“車検にさえ通っていれば、問題ないだろう”と思ったようで、
ずっとはずして乗っていた標準のシートなどを、慌てて付け直し、
お気に入りのシフトカバーだかも元に戻して、自信満々で
持ち込んだようなのですが…結果は惨敗だったようです。
話を聞くと、まずバンパーは昔、純正のものを壊してしまったので
違う車種のものに、自分で手を加えて使っていたそうです。
もうその時点でアウトじゃないかと、即ツッコミましたが。
ほかにも、車内用の照明もほとんど純正ではありませんでしたし、
ウィンカーやライトなんかも、ほぼ別の車両のもの。
よくまあコレで“車検には通る”なんて思っていただなと、
ある意味、そのポジティブさに驚きました。
何をするにも、責任とリスクが伴なうんだと学んだそうです。