つい先日、タクシーを利用していた時の事でした。
前方にいた車両は、確かHONDAさんのエヌBOXだったと思います。
どうも、そのエヌBOXが遅いようなんですよね。
走る速度自体は別に法定速度前後でしたし、特に問題はないのですが
信号待ちから走り出すまでが、なんとなく遅いんです。
こちらは仕事の約束の時間が迫っていたので、
ほんのチョットではありますが、内心焦り始めていました。
多分に、その焦りの様子がタクシードライバーさんにも伝わったのでしょう。
段々とイライラし始めているのが見ていてわかりました。
単純に遅いのなら抜いて走ればいいのですが、信号のたびに
人と少しタイミングが違うという位のレベルなので、
うまく抜くに抜けないような状況が延々、ずっと続いていました。
まあ、あまり追い越しを積極的にかけて賃走するタクシーって
見た事がないのでそういうものなんでしょうけれど。
でも、さすがにしびれを切らしてしまったようでしきりに
追い越すタイミングをうかがいはじめていました。
そちらにばかり気を取られていて、うっかり先に述べた
“信号待ち発車タイミングの遅れ”のことなんて頭から抜けていたのでしょう。
周囲の状況に合わせて、車を発車させてしまったんですよね。
もう“あわや!”というところでギリギリ停車しました。
相当ひやっとしたと思います。一応、謝ってはくれましたけど。
後で気づいたのですが、エンジンストップ仕様車だったようです。
あんな運転のプロ、タクシードライバーさんでさえも慣れない機能。
新車でも中古車でも、新機能のついた車を運転する時は
後続からの追突にも気をつけねばと思いましたね。