中古車が売れる理由

今回は中古車が売れる理由について述べていきたいと思います。

改まって中古車が売れる理由はこうですというものはありませんが、今後も市場が拡大していきそうな中古車が、なぜそうなっているのかということを独断と偏見で検証していきます。

まず、中古車は価格が安いということがあります。なぜ安いかというと車は消耗品で乗れば乗るほどエンジンやタイヤ、バッテリーなど消耗していきます。よってその消耗した分や、車体についた細かい傷などをもとに安く買しめ、その結果安く売ることが出来るということです。消耗品なので消耗したものは安くなっても仕方がないという日本人の考え方も大きく影響しているのではないかと思います。

このように消耗したから安くということもありますが、訳ありで安くなっている中古車もあります。訳ありの大体の理由が「事故歴がある」「前のオーナーがヘビースモーカーであった」などが挙げられます。つまり、安全面や実際乗車するにおいて難があるという場合に、安くするということが多いです。やはり、いくら中古といっても、事故歴があると本当に完全に直っているのかが心配であったり、ヘビースモーカーのオーナーであった場合はにおいが全く取れないということもあり、かなり不快な思いをすることでしょう。

上記のような中古車は全くお勧めしませんが、そうでなくても安く販売している中古車があります。それが不人気車の中古車です。メーカーによってもしくは車種によって人気が高いもの低いものがあります。それによって世間一般の相場が決まってきます。つまり人気車であれば新車価格と比べて基準額があまり下がっていないというケースが多く、不人気車であれば新車価格と比べて基準額がものすごく下がっているということになります。

ずばり、今世間一般で注目されよく売れているのはこの不人気車です。中古車センターでの今月の特選車というのをよく見かけると思いますが、その中の多くはこの不人気車です。その中でも特によく売れるのが不人気カラーということによる不人気車認定(特選車認定ということであるが)された車です。

つまりこの不人気車はカラーによるためであってメーカーや車種が不人気というわけではありません。色にこだわりがなければこれほどおいしい不人気車はないと思います。とんでもない色(ちょっと特定の人しか乗れないような色)であれば問題ですが、一般的な色の中で不人気カラーもあります。多くは女性によく売れる車なのに男性職であったりという感じです。