今回は中古車査定で買い取り額をアップさせる方法を説明していきます。
まず、できる努力はする、そして無理やりできないことまでしようとしないということが大切です。具体的に言うと「車内は隅々まで綺麗に掃除をし、臭いがあるようでしたら臭いも消臭剤などで消すようにする」「タイヤのホイールやタイヤまできっちりと磨く」「擦ってついてしまった傷などは市販のもので無理やり消したりしない」ということです。
まず、「車内は隅々まで綺麗に掃除をし、臭いがあるようでしたら臭いも消臭剤などで消すようにする」についてですが、「落ちるものか落ちないものか」ということが重要です。車内の汚れや臭いが残っていると業者は落ちなかった場合のリスクを考えた査定を行います。つまり、「落ちないもの」として減額査定になってしまいます。
「タイヤのホイールやタイヤまできっちりと磨く」というのは、ようはタイヤとホイールがそのまま使えるのかどうかの判断ということになります。そのまま使えると判断してもらえればいいですが、変えないといけない状況と判断されると大幅な減額査定となってしまいます。特に汚れが目立つ場合にはピカピカにしていきましょう。
最後に「擦ってついてしまった傷などは市販のもので無理やり消したりしない」ということですが、これをして傷を隠しとおせるかどうかということです。答えはまず隠し通せません。そして、傷を隠す為に市販のものを塗っていることがマイナス査定になってしまうこともあります。素人がプロを欺くことはできませんので、できる範囲で綺麗に見せて後は業者に任せるというのがベストだと思います。
上記3つは必ず守って頂きたい内容ですが、それと合わせて査定をマックスまで引き上げるポイントが2つあります。1つ目は「晴れの日に査定してもらうこと」です。えっ、そんなこと?と思うかもしれませんが、基本的には中古車査定はシビアなものです。買い取り業者は出来る限り安く買いたいですし、売る側はできるだけ高く売りたいわけです。そして、傷や汚れが査定に響くのであれば、そういったことが起こりにくい晴れの日に査定してもらうのが一番です。それに晴れの方が、カラーも綺麗に見えるので、ちょっと増しになるかもしれません。
そして、もう1点は複数の業者にお願いすることです。その買い取り業者の在庫状況によって、高く買うか安く買うかも変わってきます。在庫が100台ある車種よりも在庫が1台しかない車種の方が貴重です。しかし、そういった情報はありませんので、いろんな買い取り業者に依頼するしかありません。