中古車・新車問わず、街にはいろんなカスタマイズを施した車が走っていますよね。
中には改造しすぎて、車検に通らないような車もありますが。
でもカッコイイからと、そのまま買取業者に持っていってもマイナス査定になったり、買取自体を断られることもあります。
もしかすると純正パーツが残っていれば買い取ってもらえる可能性もありますが、
その際もノーマル車に戻した時に幾らかかるか計算し、その分がマイナス査定になります。
①車高は最低地上高を90ミリ以上確保しなければなりません。
特にスポーツマフラーの場合、巨大なサイレンサーを付けていると、ここがもっとも車体の低い位置と判断される可能性があります。
②ジャッキアップ時のコイルスプリングの遊びも要注意。
極端に低く車高を設定していたり、スプリングをカットしていたりするとガタガタと鳴る為、走行上支障をきたすという理由から不正改造と判断されてしまいます。
エアサスもきちんと構造変更などの手続きを行っていなければなりません。
大手のメーカーの物だと製品に構造変更に必要な書類が付属している事がありますので、
陸運局で改造公認車検を受ける事もできます。
他にも、ランプ類の色や個数等に気を付けなければいけません。
もし不正改造の取り締まりを受けた場合は“不正改造車ステッカー”という物を貼付され、指定された期日までに不正箇所を整備して提示しなければなりません。
従わないと車も使用できなくなるし、多額の罰金も発生しますのでご注意を。
車検に通る改造車と、通らない改造車は全く違うものだという事をお忘れなく。