シックカー症候群

新車と中古車、違いはいろいろありますが新車のニオイって独特ですよね。

ところで“シックカー症候群”ってご存知でしょうか?

クルマの内装に使われる化学物質によって引き起こされる健康傷害だそうです。

その調査として全国で、さまざまな年代の新車を購入歴のある男女に行ったそうです。

主な質問として“新車を購入したことを実感するときは?”という問いに、

なんと8割もの人が“新車独特のニオイを嗅いだとき”と回答したそうです。

しかも7割ほどの人がその“新車のニオイ”が好きだと答えたそうです。

逆に半数以上の人が、大好きな新車のニオイに有害化学物質が含まれていることを知らないと回答し、“シックカー症候群”を知っている人は、たった10%前後だったとの事です。

 一般に新車のニオイには、インテリア素材に使用される接着剤や革のなめし剤などが揮発した為に発生するホルムアルデヒドなどの有害物質が含まれています。

シックカー症候群の症状が悪化すると、正常な運転ができず事故につながったり、いろんな病気を誘引する可能性もあるそうです。

対策としては

・室内インテリアへの配慮を行っている製品を選ぶ、とか

・新車に乗車する際には、十分な換気をすることが挙げられています。

他にも具体的な対策として、

・30分に1回、1分程度は窓を開けて換気するようにする、とか

・エアコンを外気取り入れモードにする

・エアコンの設定温度を25度以下にし、上げ過ぎないようにする

などがあるそうです。

ちなみに“新車のニオイ”なる車用芳香剤が市販されています。

元々、新車のニオイが大嫌いな自分にはあり得ない商品なのですが、

一般的には需要が高そうな商品なんだと知って驚きました。