つい、クセが。

昔はトンネルを通るときに点けたライトを、そのままの状態で

走っていて、スレちがった車や信号待ちなどで教えてくれたりしました。

なかなか気付かなくて、それからハッと慌てて消すんですよね。

どこにでもある、おなじみの光景だったと思います。

そして、夜間はライトをつけたままでエンジンを切ってしまって

朝になってエンジンがかからなくて、バッテリーがあがってしまってる事に気がつく。

もちろん、今はほとんどそうじゃない事が多いですよね。

ライトをつけたままエンジンを切ると、アラームが鳴るので気が付きますし、

一部の車種では、自分でライトを点けたり消したりしなくても、

周りの明るさを感知して、クルマが自分でやってくれちゃいます。

別にやりたいわけじゃないけれど、ちょっと懐かしいような気がします。

残念ながら、ライト消灯うんぬんの機能はまだ限られた車種なので、

滅多に載せてもらう機会も、運転する機会もなかったりします。

新車で購入してもそうなので、中古車ならなおのこと縁遠い状態ですよね。

そして、長年してきたクセというのはそう簡単には抜けないもので。

ごくたまにですが、その機能のついた車に載せてもらう時に

ついトンネルに差し掛かると口をついて出てしまいます。

「ねえ、ライト点けた?」

アッと思った時はもう手遅れ、すっかり笑いものになってしまいます。

慣れとかクセって、怖いですね。