今回は走行距離が多く、とても売れないのではないかと思われる中古車でも、高く買い取ってもらえる車種が存在するということについて述べていきたいと思います。
中古車に関してはその時々の人気具合等によって、値段が変わってきます。ですので、今述べることが全てではありませんが、一応参考までに見て頂ければと思います。まず、大前提の話からですが、日本で中古車の売買を行うにおいては年式と走行距離は大事であって、その辺りに難があると高く買い取れないですし、高く売れません。わざわざリスクの高そうな年式の古い車や走行距離の多い車を買わないからです。
そこで質問ですが、車を購入するときの安心感は年式と走行距離だけでしょうか?日本においてはこの2つのウエートが高いと思いますが、海外ではいろんな国のいろんなメーカーの車が売買されています。もちろん日本でも輸入車が販売されていますが、日本の輸入車購入とは事情が違い、各国の各メーカーの廃車寸前の車が輸入されている国もあるわけです。アフリカ等になりますが。そういったところでは、車の信用性には自動車メーカー名が大きく役立つわけです。
こういった説明をすると大体お分かりかと思いますが、上記のようなエリアで販売される車で特に人気な自動車メーカーは「トヨタ」です。日本車はもともと故障が少ないということで人気は高いのですが、その中でもトヨタは群を抜いて知名度があります。そして、さらに言うと日本では車の用途は様々ですが、アフリカ等ではとにかく「運ぶ」ために利用します。つまり、トラックやバン、ジープのような車が人気が高くなります。
これを踏まえて人気車種を挙げていくと、ハイエース・タウンエース・ランドクルーザー・ストラーダ(三菱)・パジェロ(三菱)・エスクード(スズキ)・セフィーロ(日産)等があります。他にもまだまだありますがきりがないので。
例えばハイエースなどは20年位前の20万キロで20万くらいで買い取ってもらった例があります。それを海外に輸出してもっと高値をつけて売るということになります。ちなみにセフィーロはタクシーに利用されたりするようです。つまり荷物や人運びに役立つ大きな車か、高級感のあるセダンタイプのタクシーに利用しやすい車が良いらしいです。ちなみに古いベンツなども人気があるらしいです。
このように、海外で売れる車であれば、走行距離が多くても高く売れる可能性があります。諦めずに査定してもらうことをおススメします。